【読書記録】成瀬は都を駆け抜ける

■この本を読んだきっかけ


前二作を読んでいて、成瀬シリーズのファンになっていたから。
我が道を行く成瀬のキャラが大好きで、本作を読んで成瀬に元気をもらいたかったから。

■一言感想


相変わらず我が道をいく成瀬が最高で、前作同様成瀬に元気をもらえた反面、シリーズ完結ということで前二作にはない寂しさを感じた。

■感想


大学入学早々相変らず目立っている成瀬に、成瀬が帰ってきた!と嬉しくなった。

ちょいちょい自主的に観光大使の衣装で現れる成瀬、作中で表現された「野生の観光大使」というパワーワードが最高!

また、本作では成瀬同様何を考えているかいまいち掴めない、成瀬母の心情が描かれてる。
「そういう子なので」というタイトルも本章を読むと成瀬母の愛情が感じられる。

・本作の中で印象に残ったこと

「みんなは『極める』という到達点に注目するのだが、わたしはそこに至る道が重要だと思っている。ゴールにたどり着かなくても、歩いた経験は無駄じゃない。」

成瀬は都を駆け抜ける 本文より

“結果だけが重要ではない、その過程も大事“といったことはよく耳にするが、成瀬が言うと説得力があった。

成瀬の宣言は全て実現されているわけではないが、その過程で人との出会いや貴重な経験を得ている。例えばゼゼカラ結成による出会いやその後のお祭りでの活動などが印象深い。

・成瀬・島崎コンビについて

改めて思ったのは、やっぱり成瀬・島崎コンビが好き!大真面目におかしなことを話す成瀬と、それにツッコむ島崎のやり取りが本当に楽しい。
この二人のやり取りも最後なんだと思うとなんだか感慨深い。

本作を読んで気づいたのは、成瀬の陰に隠れているけれど、実は島崎も肝が据わっていてなかなかの面白人物なんじゃないかということ。

持ち前の社交性の高さで、ハードルの高い成瀬の頼みごとを前二作から回を追うごとにどんどんすんなり受け入れているのは尊敬するし、島崎を信頼してお願い事をする成瀬との関係性も素敵だ。

また、島崎や成瀬母をはじめ、成瀬の傍にいる人たちは、どんどん物怖じしなくなっている気がする。

・最終章について

終盤のシーンでは島崎の成瀬への思いに胸が熱くなった。
やっぱりこの二人の関係性が良い。
島崎もいいキャラしていて、成瀬に島崎がいてくれてよかったと思ったシーンだった。

■感想まとめ


成瀬の突き抜けたキャラが見ていて気持ちがいい。
前二作に続き、今回も成瀬に元気をもらえたし、最終シリーズを読んだら前二作を再読したくなった。

本作および前二作で成瀬に関わったことで前向きになれた人たちを再認できたのもよかった。

ずっと成瀬を見守ってきた島崎が成瀬に約束をする最後のシーンに、二人の絆が感じられて胸が熱くなった。

これからも成瀬に元気をもらいに、何度も成瀬に会いにいくだろう。

<読書記録自体の感想>


初めてnoteに読書記録をあげました。
ここまで書いてまとめるのに6時間程度かかってしまった。
人それぞれだし、文章量にもよると思うけど、普通はどれくらいなんだろう。
小説を読んでいる時間のほうが短かった。

文章力向上がnoteをはじめたきっかけだけど、今回の読書感想を通して書き上げるのにかけた時間も記録していきたい。
あと「よかった」「面白かった」ということばにかわる表現を身に着けたい。

目次や引用の機能を覚えた!noteの使い方も今後習得していきたい。

<記録>


・読書時間:約4~5時間
・読みやすさ:★★★★★
・ジャンル:青春小説/連作短編集
・読後感:良い。楽しくて爽やかな気持ちになる。
・本記事を書いた時間:約6時間

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